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新春初夢空想科学活動大写真

4月20日(水)

唐突ですが、まずはこちらの写真をご覧下さい。

A SPACE GODZZILA p1

本日のブログは「新春初夢空想科学活動大写真 A SPACE GODZZILA」です。これは昔「スターログ」というSF雑誌の1979年の新年特大号に掲載されたゴジラの、言わばアナザーストーリーてな感じの記事なのですが、これがえらいぶっ飛んではって気持ちいいのでご紹介致します。

A SPACE GODZZILA p2

まずは今回登場するゴジラ、いきなり死んでます。物語は海岸に打上げられたゴジラの死体から始まります。しかも死因は何と糖尿病。そして人間たちによって腑分け(!)されているうちに、その子宮内には子ども(ミニラに非ず)がいることが判明。とりあえず電極をブッ刺された脳みその前で記者会見が開かれ、そこで実はこのゴジラの脳みそはまだ生きているとの科学者からの発表がなされます。その後科学者記者の前で美人霊媒師によるイタコが行われ、その口からとんでもない言葉が発せられるのです。

ワタシの名はロザン。故郷のゴジラ星から通信がある。ゴジラ星には、今、なにごとかおこっています。ワタシはゴジラ星に帰らなければなりません。こどもを産んでから帰ろうか、帰ってから産もうかとまよっているうちに、病にたおれてしまった。夫の待っているゴジラ星に帰りたい。けれどもワタシには、もうその力がない。ワタシはカナシイ。……

そして人類はゴジラを母子ともにゴジラ星に返すべく、頭頂部に直接金属製のゴジラのカラダを取り付けたロケットに子どもを載せ、宇宙に返してあげるのでした……。

godzilla03.jpg

とりあえず第一話はここまで。その後「part2星へ還る」の予告もありますが、もう、ね。本当はモモって女の子キャラが出てくるのですが独断で割愛。とりあえず下半身の第一ロケットを切り離されたゴジラの姿を見よと。人間ここまではっちゃけられるってことに、まだまだ世の中捨てたものじゃないなという、まるで希望の光を見た気さえします。素晴らしい。

で、この素敵な作品をこの世に産み出してくれたのが、いったいどこのどういう人なのか、気にならずにはいられませんよね?実はこんな人たちの手によるものなんです。

原案:大林宣彦・石上三登志
脚本:平田穂生
構成:大林宣彦
絵:大友克洋・白山宣之
協力:PSC


何この無駄に蒼々たるメンバー。幾ら新春やからって、もう悪ふざけも良いところ。もう大友克洋の代表作は今日から「AKIRA」ではなくこれに決定です。当然、当時はゴジラファンの逆鱗に触れた様です。でもこれって、今で言う釣りってやつですよね。それを商業誌でどうどうとやってしまうあたりが、この時代のSFファンってか、恐れずに言うとオタクのパワーって凄いです。今のオタクたちとは違って全然面白い。ある意味萌えの究極系ではないでしょうか。現代のオタク達よ、もっと自由に!もっと過激に!!

帽子はお洒落に非ず、ボサボサの髪を隠す道具也。駒鳥でした。

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テーマ : 古本
ジャンル : 本・雑誌

2011-04-20 : 古書について : コメント : 1 : トラックバック : 0
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