FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-------- : スポンサー広告 :
Pagetop

横尾忠則の棒読み加減すら愛おしい。

6月30日(木)

たまには映画の話でも。

さて先日、amazon.comで注文したDVDがやっと届いたので、今日はそれをご紹介しようかな、と。


ミシマ


それがこれ。アメリカのCriterionから出ている「MISHIMA : A Life in Four Chapters」です。冒頭でamazon.comでって書いたのですが、よく見ると「.com」ーそう、これ米国からわざわざドンブラコッコと海を渡ってやってきたもの。クリックひとつで海外からお取り寄せ。本当に便利な世の中になりました。しみじみ。

以前も紹介しましたが、本当に駒鳥はこの作品好きなんですよ。それは日本未公開未ソフト化というレアさという事を抜きにして、これほどひとりの作家の生涯とその作品を見事に映像化した伝記作品はないと思っているからに他有りません。

基本的には例の割腹自殺した一日・過去の生い立ち・彼の作品の映像化の三つの要素から成り、それぞれ別々に物語が進むのですが、それがラストのあの場面で「点」になる瞬間の、その見事さといったら、そりゃあんた。名脚本中の名作ですよ、ホントに。

また美術も見事で、劇中劇部分のあの現実離れした、しかしあまりにも美しすぎる美術は、数ある三島由紀夫原作の映画の中でも、一番その作品世界の映像化に成功しているのではないでしょうか。やはり三島由起夫って「美」が鍵でしょう。そうでしょう。

その他にも演出とか演技とかカメラワークとか、月並みですがとにかく唸らされっぱなしです。これ、ホンマに映画の教科書としてつかえるんちゃうん?と本気で思ってます。これから映画を目指す学生は観ておいて損はないです。

ただ、でも、だから、やっぱ、優等生なんですよ。全てにソツがない。殆ど粗がない。海外製作なのに間違った痛い日本及び日本人感すらも、ない。こう映画自身が暴れだして物語とか演出とか脚本とか、そんなもん軽くぶっ飛ばす様な、そう破壊力がない……なんていうのは贅沢。ですよね。

そんな素晴らしい作品なのですが、現在日本で観るには海外のビデオかDVDしかない……と思っていたのですが、何と日本でもDVDが発売されました。といっても通常販売ではなく本の附録ですが……。


三島由紀夫と一九七〇年三島由紀夫と一九七〇年
(2010/11)
鈴木 邦男

商品詳細を見る


その本というのがこの「三島由紀夫と一九七〇年」でして、これで晴れて日本のDVDプレーヤーでも堂々と「MISHIMA」が鑑賞出来るようになりました。しかも安い!!素晴らしい!!

まぁ、輸入版DVDには特典ディスクとデザイン抜群の冊子もついているので、これはこれで良いのですが、みなさん、まだの方は是非この機会に一度ご覧下さい。


未だに文章力が全くあがらへん、駒鳥でした。
スポンサーサイト

テーマ : DVDで見た映画
ジャンル : 映画

2011-06-30 : 映画について : コメント : 0 : トラックバック : 0
Pagetop
コメントの投稿
非公開コメント

Pagetop
« next  ホーム  prev »

駒鳥のささやき

駒鳥文庫公式twitterアカウントです。お気軽にフォロー下さい。

@komadoribooks < > Reload

検索フォーム

プロフィール

駒鳥文庫店主

Author:駒鳥文庫店主
天満橋の片隅で、駒鳥文庫という映画関連専門の古書店を営んでおります。ちなみにネコを飼っているのですが、名前は『店長』といいます。読みはそのまま『てんちょう』です。なので店主は平社員なのです。古本と、映画と、たまに猫。とりあえずそんな感じで日々を綴っていますのでよろしくお願いします。

QRコード

QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。