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映画を志す人たちへ

こんにちは。もう若手やないんやなぁ駒鳥です。

商売柄よく聞かれるのが「おすすめの映画本ありますか?」というもの。基本的にはおすすめじゃない本は端から置かないのですが、もうこれは仕様がない。で、いつもはその人がどんな映画が好きかとか聞いてから、ならこれこれが面白いですよと言う風に答えさせて頂いてるのですが、「映画を志す学生さん」に聞かれた場合には、即座にすすめておく本ってのがあります。それがこれ。

フィルム・ワークショップ

フィルム・ワークショップ 西嶋憲生編 ダゲレオ出版

この小さな本は、すでにどこかで見た映画、適度によくできた映画に近づく入門書ではなく、むしろそこから遠のきながらフィルムと新たに初々しく親密な関係をうちたて直すための〈反=入門書〉

この言葉が示す通り、映画と新たな関係性を築こうとしている作家たち―ブッラッケージ、ゴダール、メカス、マクラレン、デレン、シャリッツ、ホイットニー、ハイン、ブレッソンたちによる、正にスペシャルな個人授業とも言える文章が、この1冊には詰まっています。映画を志す上で、時には悩み苦しむ時もあります。そんな時この小さな本が、この映画を追求する人達の言葉が、何らかの切っ掛けを与えてくれることでしょう。かく言う駒鳥自身も学生時代この本に助けられましたし、何と言ってもこの本に載っていたブレッソンの一言は、今でも古本屋をやっていく上での指針となっていたりするのです。

発行部数が多い本ですので、比較的簡単且つ安価で古本屋で手に入るというのも重要なポイント。内容も初心者にもわかりやすく語りかけるないようですので、映画を志さない方でも勿論OKの、これこそ正に良書ではないでしょうか。

最後にそのロベール・ブレッソンの言葉を引用して、本日はこれにて。

君がいなければおそらく決して見られないものを見せること。
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テーマ : 今日の一冊
ジャンル : 本・雑誌

2012-01-27 : 古書について : コメント : 0 : トラックバック : 0
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天満橋の片隅で、駒鳥文庫という映画関連専門の古書店を営んでおります。ちなみにネコを飼っているのですが、名前は『店長』といいます。読みはそのまま『てんちょう』です。なので店主は平社員なのです。古本と、映画と、たまに猫。とりあえずそんな感じで日々を綴っていますのでよろしくお願いします。

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