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「何それ?」

こんにちは。こう見えて極度の恥ずかしがり屋、駒鳥です。

正直放送当日まで「ほんまかいな。ドッキリちゃうか」と思っていたラジオ出演。ほんまにラジオから流れてきて、今頃えらいこっちゃと慌てふためいています……いやはや。

さてBEAT EXPOの「水曜エキスポ映画部」でお話させて頂いた映画は「櫻の園」。春らしいもので新生活始める時期なんでそれにちなんだ何かありませんか?というお題に対して選ばさせて頂いきました。丁度お話頂いた時に観た時に真っ先に「櫻の園」を思い出した「桐島、部活やめるってよ」が日本アカデミー賞を受賞したというのもあって、FMやしもっとお洒落なんがいいのかなぁと思いつつ、ダメ元で提案してみたらあっさりOK頂いた次第。凄いぞBEAT EXPO「水曜エキスポ映画部」、懐が広い!

さて、ラジオでもお話しさせて頂いたのですが、この映画を観た事で「映画の事もっと知りたい!ってか、撮ってみたい!」と思わせた、ある意味駒鳥文庫が出来るきっかけのひとつでもあるこの映画(結局映画を撮るのではなく、何故か古本屋で働く事になるのですが、ま、結果オーライということでひとつ)。思い入れがあり過ぎて話したかった事がいっぱいあったのに語り尽くせませんでしたので、このブログで発散させて下さい。

その1:
とりあえず「つみきみほが可愛い過ぎる秘密はネコにあり!」というのは話ができたのですが、ネコがらみでもうひとつ。終盤、演劇部の顧問の里美先生(この方の演技も鳥肌もの!後述)が同僚の元演劇人だった先生と、桜並木を桜の園や昔の演劇の想い出などについて語りながら歩くシーン。シナリオ構成的に必要だったのかどうかわからないシーンではあるのですが、そのシーンで目を凝らしてよくみると、遥か後ろの方でタイミングよく白と黒の斑ネコがとことこと歩いているです。おそらく偶然とは思いますが、映画の神様が降りてきた時は、作品の素晴らしさだけでなく、神様はこんな茶目っ気たっぷりなおまけまでつけてくれるのかと、思わずにはいられないシーンだと思います。まぁ、たいした事でもないですけどね。

その2:
実はこの「櫻の園」には、2008年版とは全く違う、「櫻の園2」及び「3」の構想があったのです。これは「櫻の園 映画写真集」で脚本家のじんのひろあき氏が語っているのですが、「2」は無事東京の四年制大学に進学・卒業した元部長の志水さん(あのパーマの子)が、創立記念日の前日の同窓会に出席する為に久し振りに帰省した時の、その同窓会の2時間が描かれる予定だったそうです。そして「3」は桜の園の公演から十年後、中野さん(アイスを差し入れにきた女性(綾ちゃん)の妹敦子)が結婚することになり、その結婚式での2時間の出来事だそうで、それぞれ94年春・98年春公開予定だったそうな。こうして考えると、確かに「櫻の園」の台詞内に中野さんたちの結婚に対する会話等、その伏線がちゃんと隠されている……。2008年版よりこっちが観たかった……惜しい。

その3:
脇を固める大人も凄い!例えばちょっと気難しい先生の「坂口」。演ずる上田耕一さんがまた上手い。登場シーンは殆どないながら、如何にも生徒たちからは嫌われるであろう感を醸し出してます。例えば校内放送。「演劇部の志水と杉山、至急進路指導室までくるように」と文字にすると普通の台詞ですが、その口調・イントネーションには確かに怒っているけど放送ではあくまで事務的にという坂口の心理が見事に表現されています。また里美先生(岡本舞さん)がこれまたどうして。「桜の園、演るからね」もうこの時の表情や台詞だけで「さっきまで教師生命をかけて頭の固い先生たちと、それこそ泣きながら職員会議で櫻の園の上演のために頑張ったんやろなぁ」ってのが伝わってきて思わずジーンとします。上手い。他にも中野さんの姉の綾チャンがアイスの差し入れにきた時も、普通なら「わー、変ってないなー。あ、私ここの演劇部だった中野敦子の姉の……」ってしてしまいそうになるのを、失礼だとは思いつつ、つい懐かしさでよそ見してしまうという演技が実に素晴らしい。生徒たちに眼がいきがちですが、こういうところも要チェックです!

その4:
個人的に好きな&上手いなーと思うシーンは演劇部のみんながアイスを食べながら今後の事とか話し合うシーン。こういう集団での会話のシーンって、台詞がない人はただ突っ立っているだけ、酷いのには台詞の自分の順番を計ってるのが見え見えの人もいるぐらいなのですが、そこは「アイスを食べる」という、ちょっとした行動(アクション)を与えることによって、その個々違う食べ方や仕草が、ただの棒立ちを回避し、現実感・自然さを醸し出し、それが名シーンの隠し味になっているのです。このあたりホント脚本演出ともに上手いなーと舌ぐるぐる巻きにされるんですよ、この映画。「ハズレだ」の麻紀ちゃん役の子の演技もイイ!


と、まぁ、まだまだありますが、もっと「櫻の園」の素晴らしさを伝えたかったのですが、如何せん初めてのラジオ出演で段取りがわからず、ちょっとわかりにくい映画紹介だったかもしれません。すいません。とりあえず聴いてくれた方々に「いい映画観た時の、何とも言えないワクワク感」が伝わってくれたら嬉しいです。それにしてもDJの土居コマキさん、流石プロ。惚れ惚れします。しかも超いい人で超面白くて超ラブリー。スタッフの方々も本当にいい人で、正直ラジオめちゃくちゃ楽しかったです。

で、実は有り難い事に来月も出演させてもらえるようで、次は5月。既に映画は決まってまして、個人的には「浪速のサザエさん」と勝手に思っているあの映画についてお話しする予定です。乞うご期待。

sakura_furoku.jpg
おまけ:「櫻の園 映画写真集」の謎附録。

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2013-04-04 : お知らせ : コメント : 0 : トラックバック : 0
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天満橋の片隅で、駒鳥文庫という映画関連専門の古書店を営んでおります。ちなみにネコを飼っているのですが、名前は『店長』といいます。読みはそのまま『てんちょう』です。なので店主は平社員なのです。古本と、映画と、たまに猫。とりあえずそんな感じで日々を綴っていますのでよろしくお願いします。

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